糖尿病の症状と予防について

糖尿病とは、インスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われずに、血糖値が高くなっている状態のことです。放置すると全身にさまざまな影響が出てきます。

  • 糖尿病の症状

1型糖尿病は急激に発症し、ケトアシドーシス(インスリン不足により糖質の利用ができなくなり、脂肪が分解・利用されるため、ケトン体が生産されて血液が酸性になること)になりやすいタイプです。しかし、ゆっくりと進行する1型糖尿病もあります。一方、2型糖尿病はゆっくりと発症し、いつから糖尿病になったのかわからないこともあります。高血糖による症状としては、口渇、多飲、多尿、多食、体重減少、体力低下、易疲労感、易感染などがあります。尿に糖が多量に排泄され、その甘い匂いで発見されることもあります。ケトアシドーシスでは、著しい口渇、多尿、体重減少、倦怠感、意識障害などのほかに、消化器症状(悪心・嘔吐、腹痛)が特徴的です。とくに、呼吸は深くゆっくりしたクスマール呼吸となり、甘酸っぱいアセトン臭があり、最終的には昏睡を来します。

高血糖高浸透圧症候群では、著しい口渇、倦怠感を訴え、著しい脱水、ショックのほか、神経症状(けいれん、躁症状、振戦など)などがみられ、最終的には昏睡を来します。

 

糖尿病は自分には関係ないと考えている方もいると思いますが、糖尿病一歩前の状態である「糖尿病予備軍」はかなり多くいるといわれています。

糖尿病は、大人だけの病気ではなく、最近では子供にも増えています。

これは、生活習慣の悪化によるものであると考えられます。

糖尿病は一度なってしまうと治りませんが、「糖尿病予備軍」の段階ならまだ間に合います。

 

  • 糖尿病の予防

糖尿病に対する正確な知識を持って、生活習慣を見直すことやダイエットなどで糖尿病を予防しましょう。

►規則正しい生活をする

体内リズムに合わせて規則正しい生活を送ることが糖尿病の予防・改善につながるということが証明されたそうです。

また、規則正しい生活を送ることによって、肝臓の糖代謝を促し、インスリンが効きにくくなるのを防ぐということもわかったそうです。

►緑黄色野菜を摂る

厚生労働省によると、野菜を1日に350g以上、特に緑黄色野菜を120g以上摂ることを目標としています。緑色の葉物野菜の摂取量が増えると、糖尿病のリスクを減らすことができるそうです。緑色の葉物野菜には、抗酸化物質とマグネシウムが豊富であることによって、糖尿病のリスクを減らすのではないかと考えられるようですが、これを裏付けるためにはさらなる研究が必要になりそうです。